【ナプラ】N.(エヌドット) シアオイル とは?上手な使い方を美容師が解説

【ナプラ】N.(エヌドット)シアオイル

人気ヘアケアシリーズであるエヌドットのアウトバストリートメント「N.(エヌドット)シアオイル」について解説します。

監修者

下川直人のプロフィール写真

下川直人

目次

エヌドット シアオイルとは?

【ナプラ】N.(エヌドット)シアオイル


N.(エヌドット)シアオイルとは、ヘアケア製品の総合メーカーである「ナプラ」が製造販売する洗い流さないトリートメントオイルです。

「シアオイル」の特徴はサラッとした軽いテクスチャーのオイルで、保湿力が高く、しっかりと潤うのに、オイル特有のベタつきがないのが特徴です。

主な保湿成分に「フラーレン」という、ダイヤモンドと同じく炭素のみから構成される成分で、天然保湿因子やセラミドの減少を抑え、毛髪にうるおいを与えます。

 特徴成分

N.シアオイル 説明資料

超高圧処理オイルを配合

シアオイルには、3つのオイル(アルガンオイル、グレープシードオイル、マカデミアナッツ油)を配合。

超高圧処理とは、水深1万メートルの圧力と同程度の圧力をかけて処理すること。
この超高圧処理によって、シードオイルの浸透性がさらにアップします。

マルラオイルを配合

マルラオイルとは、マルラツリーの種子から抽出したオイルで、毛髪や肌への浸透性が高く、古くからアフリカではマッサージオイルやベビーオイルとして愛用されています。

毛髪をしっかりと保湿し、健やかな髪へと導きます。

成分解析

【ナプラ】N.(エヌドット)シアオイル 成分表


成分を見てみると、シリコンをベースに天然由来のオイルを配合している洗い流さないトリートメントであることがわかる。

ヘアスタイルをしっかりと扱いやすい髪へと導くための配合で、トレンドであるボタニカル成分を配合している今っぽい商品であることがわかります。

実際に使ってみて、ダメージで乾燥したヘアや、クセがあり扱いにくいヘアもスタイリングがしやすくなり、美容師に人気という理由がわかりました。

テクスチャー

軽いテクスチャーで、乾かす前の濡れた髪につけやすい伸びがいいオイル。

乾いた髪にスタイリング剤のような感覚で使うオイルにするのはむかず、エヌドットシリーズのポリッシュオイルがおすすめ。

仕上がり

髪の芯から潤ったツヤ感が手に入る。

ウェットな質感にならず、まとまり感がありつつもふわっとした質感に。
エアリーなスタイル、パーマスタイルに向いている洗い流さないトリートメントだと思います。

香り

ホワイトフローラルの香り。

フローラル系にフルーティやウッディな香りをブレンドした上品な香りです。

個人的な感想ですが、香りは強くもなく、弱くもなくといった感じで、ドライヤーで乾かしてもほのかに残ります。付ける量にもよりますが、1時間もすると香りはなくなります。

こんな人におすすめ

N.SHEA OIL N.SHEA MILK

ペタッとしやすい髪質の人

オイル系の洗い流さないトリートメントは、しっとりするがボリュームダウンするものが多くペタッとしやすい軟毛の人が、ボリュームダウンを気にせず使えるものがあまりなかった。

しかし、このシアオイルは、オイルの保湿力をもちつつもボリュームダウンしない。むしろ自然なボリューム感が得られます。

サラッとした軽やかな質感を求める人

洗い流さないトリートメントは、シャンプーした後の寝る前に付けることが多く、寝る前にベタつくようなオイルを付けたくはない。

シアオイルは、寝る前につけてもベタつかず枕カバーも汚しません。

特に、春から夏の汗をかきやすい時期におすすめです。

髪のまとまり感とツヤ感が欲しい人

髪の芯からうるおい、自然なツヤ感、まとまり感のある髪質に。

 乾燥しやすい髪、パサつき、ゴワつきやすい髪にも最適です。そして、ヘアスタイルのベースとしても活躍します。

シアオイルの使い方

使用量(目安)

髪の長さ使用量
ショート2プッシュ
ミディアム 3プッシュ
ロング4〜5プッシュ

軽めのテクスチャーなので、髪質や毛量に合わせて使用量を調整しましょう。

付け方

1.タオルドライ

乾かす前の濡れた髪に使います。

水分が落ちない程度までタオルドライします。

2.均一にのばす

シアオイルを適量手にとり、手のひらや指の間にも均一にのばします。

3.髪になじませる

まず内側の中間から毛先にかけて、手グシを通しながらなじませます。

手に残ったシアオイルを前髪や髪表面にもムラなく塗布します。

4.髪を乾かす

ドライヤーの風を当てて根元中心に乾かしてから、中間から毛先を乾かして整えます。

必要に応じて再度塗布します。

シアオイルの効果的な使い方

乾かす前の濡れた髪にシアオイルを付ける事を想定しています。

手で温め手からつける

シアオイルを手にとり、手の平を合わせて温める事で髪への浸透がよくなります。

コーミング

シアオイルを付けたら、粗歯のクシでとかしましょう。とかす事で髪に万遍なく付けることができるので、仕上がりの手触りの大きな差が出ます。

騙されたと思って一度やってみてください。驚くはず。

再塗布

ドライヤーで根元を乾かし、中間から毛先を乾かす前にもう一度、シアオイルを中間から毛先に付けましょう。

ポイントは、髪が乾ききる前の半乾き状態でつけること。再塗布する事で仕上がりに差が出ます。

シアオイルの使い方動画

こちらの動画はシアミルクを使っていますが、基本的な使い方は同じです。

参照:ナプラ

※記事の内容は、効能効果または安全性を保証する、あるいは否定したりするものではありません。
※画像引用元は、全てLALA公式ヘアカタログ・Instagramアカウントの写真を使用しています。

著者情報

美容師資格を保持する美容師が執筆&監修する美容メディア。「ヘアケア・スキンケア・メイクアップの基礎知識」や「美容の雑学」をわかりやすく解説。プロがおすすめする美容アイテムも紹介します。

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